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メッサーシュミット P.1111 : ウィキペディア日本語版 | メッサーシュミット P.1111[めっさーしゅみっとぴー1111]
メッサーシュミット P.1111とは、第二次世界大戦終結の前、ドイツ空軍向けにメッサーシュミット社が設計したジェット戦闘機/迎撃機の計画である。 == 経緯 == Me P.1111の革新的な設計が完成したのは1945年1月である。この機体はメッサーシュミット P.1110「エンテ」の改修型となることを意図していた〔Heinz J. Nowarra: ''Die Deutsche Luftrüstung 1933–1945'', Band 3, Bernard & Graefe Verlag Koblenz 1993, ISBN 3-7637-5466-0, page 253〕。 メッサーシュミット P.1111は全長8.92mの無尾翼機で、デルタ形状の翼にほぼ近しい主翼を装備し、後退角は45度、また翼幅は9.12mだった〔Jean-Denis Lepage, ''Aircraft of the Luftwaffe, 1935-1945: An Illustrated Guide''〕。本機は単座で、操縦士のために与圧コックピットを装備した。計画では主機としてハインケル HeS 011ターボジェットエンジンを用い、また兵装は4門の30mm MK 108 機関砲とされていた〔Luft'46 - Messerschmitt P.1111 〕。木製の模型1機のみが製作された。この計画はのちにMe P.1112としてさらに開発が進められた〔Walter Schick, Ingolf Meyer: ''Geheimprojekte der Luftwaffe - Band I: Jagdflugzeuge 1939–1945'', Motorbuch-Verlag Stuttgart 1996, ISBN 3-613-01631-1〕。
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